2005.10.20…眩暈の漢字よりも目眩のほうが好きだ

95.目眩

その存在が眩し過ぎて熔けてしまうかと思った

どうしようもない程の歓喜
体中の血液が沸騰して この身を焼き焦がすかと思った
逆光であなたの姿がよく見えない
眩し過ぎて ああ 見えない

けれど きっと立派な顔立ちだろう
それほどまでに 目映いものなら

その優しさに眩(くら)んだ
あなたの存在が眩し過ぎて 目を細めた
けれど 必死で見るよ あなたの姿を見つめるよ
光り輝き 逆光で うまく見えないあなたを一生懸命捉えるよ

あなたと出会ったことがこんなにも 心奮わせ目映いものなら
世界があまりにも美しすぎて目眩がする

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