2005.12.10…頭文字を下から上へ。

20.ばらばらに散らばる

流転しては  なにかからなにかへと
漠然とした  不安要素が詰めかけてきては
乱心の如く  喚きたてて叫びあげて逃げ惑って
窒息しそうな 息苦しさの中で精一杯の呼吸と血流を

滲んだものは ただの涙か 大事な夢か

雷鳴のように なにか響くものがあった
場が凍って  それでも凍り切らない想いがあった
乱暴なまでの 刃向かえない強い何かに
ばらばらに散らばる 自分を掻き集めて 一生懸命自分に立ち向かった

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